株は本当に儲かるのだろうか?

最近、株価が上がっており、私の持ち株の一部が指値で売れたため、利益確定しました。

普段、日中は仕事が有り、相場を見ながらの株取引などできません。当然、持っている株は放ったらかしなのですが、持ち株には全てここまで値上がりしたら売るという指値を設定しています。本日は珍しく持ち株の内の1銘柄が売れ、そこそこの利益が出ました。

そこで、喜んで計算してみると、確定売上額に対して入金額がかなり少ないことに気が付きました。利益額に対して20%ほど少なかったのです。考えてみれば当然のことなのですが、特定口座取引(分離課税を選択)には売買利益が出た場合、20%の税金(所得税と住民税の合計)が差し引かれるので、税金差し引き後の金額が入金されていた訳です。

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いろいろと考えてみたのですが、株取引と言うのは本当にギャンブルだなあと思いました。

何故ならば、株は基本的にゼロサムゲームで、儲けた人がいれば、裏で損した人がおり、確率的には、儲かる確率は2分の1です。それに加えて、証券会社の手数料が掛かり、利益が出ても上記の様に20%は税金で持って行かれます。取引が増えれば増える程、手数料として資金は持って行かれ、利益に対しては莫大な金額を税金に持って行かれます。トータルで考えれば、株取引に参加した人は利益よりも損失の方が多いのが当たり前となります。

競輪や競馬、宝くじと同じ(多少確率は高い)、ギャンブルと言えます。


昔の日本では金利が5%ほど有った時期があり、郵便局の定額貯金は半年複利で10数年置いておけば、貯金が倍増した頃もありました。ところが現在は、定期預金や定額貯金でも金利は0.1%しかなく、100万円を1年預けても、分離課税を差し引かれると800円しか利息は付きません。国が掲げる2%のインフレ目標が実現しなくても、僅か1%のインフレで資産は減少することになります。

これでは誰も銀行に預貯金をしようとする人はいないと思うのですが、昔ながらの銀行に預けておくのが一番と言う考えの人が日本人には多く、自らの資産を減らしていることに気が付かない人が多いようです。そして、10年以上過ぎて忘れ去られた預金や相続者が無く亡くなってしまった人の預金は国庫に吸収されてしまいます。


しかし、考えてみると、株も預貯金もトータルでは、資産を減らしていくことには変わりません。


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